
お布施はサービス料金ではありません
本来、布施とは金銭だけを示すものではありませんでした。
見返りを求めずに相手に施す修行のことであります。
実は、仏事の際に僧侶も布施をしております。
財施・法施・無畏施
三種類の布施という考え方があります。
三種類の布施
- 財施
金銭や財物を施す布施 - 法施
仏様の法を施す布施 - 無畏施
相手を慰めて恐怖心を除く布施
このうち、僧侶に施すのは財施であり、僧侶が仏様の教えを説くのは法施にあたります。
どちらも施す対象は仏様です。
決して読経の対価としてサービス料がわりに布施をするのではないことがわかります。
※僧侶は寺院運営のためにお布施を「いただく」のではなく「おあずかり」しております。
料金の明示をしたらお布施は修行ではなく単なる商品になってしまいます。
讃岐寺ではこのような理由からお布施の金額を基本的には明示しません。
お布施はご無理のない額を
基本的には明示しないスタイルですが、

お布施の金額を言ってくれた方が助かる
そう仰っる方もおられます。
ご利用者様のお気持ちを大切にしますので、お気軽にお問い合わせください。