
人は気持ちを表現できる生き物です。
人の気持ちを受け止められる生き物でもあります。
でも、
それも生きている間だけです。
いのちを終えてしまったら、
伝えておきたかった気持ちを、
誰にも伝えることができません。
あなたの大切な気持ちを、
残されたご遺族に伝えようじゃありませんか。
エンディングノートは、
そのためにもあるんですよ。
元気な今が気持ちを書くチャンスです!
愛する旦那様や奥様への感謝の言葉や、残されたご遺族への言葉など、元気な時には照れ臭くて伝えづらいことも記しておけるのがエンディングノートであります。
安心していのちを終えていくためにも、何も会話ができなくなった時に後悔することがないようにしたいものです。
故人の言葉が残されていたら、ご遺族の方々も、故人の死を看取りやすくなると思います。
最後の最後に、、、
「先に逝かないで!」
そのように看取るのか、
「来る時が来たね。あなたの気持ちはわかってる」
そのように看取るのか。
それだけでもハッキリしておけば、故人が亡くなられた後のご遺族の気持ちの整理も付きやすいでしょう。
エンディングノートでは、次のような内容が注目されます。
金銭関係
・銀行口座について
・加入している保険について
いのちを終える準備
・医療について(告知・延命処置)
・介護について(好き嫌いや、意思疎通が困難になった時のための備えについて)
・葬儀について
確かに、そのような現実的なことは大切です。しかし、それだけではエンディングノートを活かしているとは思えないように思われます。
エンディングノートを書く本来の理由は、
今をより安心の中に充実して生きることです。
ですので、普段は目を合わせて言いづらい気持ちをエンディングノートに記しておきませんか。
いつ終えていくかわからないのが、私のいのちだけど、どんなことが起こっても、かならず遺族に気持ちは伝えられる!
エンディングノートを活用することにより、いのちが終えた後になってしまうかも知れませんが、あなたの大切な気持ちはきっとご遺族に伝わることでしょう。